2019年12月27日 06:23        

7回目

先日、ある依頼者さんに7回目のシリンジ提供をした時のお話です。なかなか結果に結び付けられず申し訳なく思っているところですが、シリンジで7回と言えば回数だけで言うと「まだまだチャレンジする余地あり」というところです。

しかしこの方はお仕事の都合もあり、だいたい2ヶ月に1回しかご提供が実現していない状況でした。排卵日に合わせてスケジュールを組むのも難しく、条件としてはハードコンディションです。そうして7回目のご提供を迎えており、初回の面談から数えるとちょうど1年が経過するところでした。

そんな折、依頼者さんから「私は本当にこのやり方を続けて妊娠出来るのでしょうか」という不安なお気持ちを頂きました。

私は初め、「今回で7回目。まだまだこれからですよ」とお答えしたのですが、お答えした後に依頼者さんのお気持ちになってまた考え直してみました。

「2ヶ月に1回も依頼をしているのに、なかなか成功しない。そのまま1年経ってしまった。1歳、年齢が上がってしまった。このまま続けていて良いのか。いつ結果に結びつくのか。2歳年を重ねはしないだろうか」

このように思われているのではないかと思い直しました。依頼者さん一人一人のご事情は異なります。例え私から見たら「まだまだこれから」と思っても、それは私の見方です。私の考えを押し付けてはいけないのです。特に、歳を重ねること自体が、どの依頼者さんにとってもクリティカルな問題のはず。もっと依頼者さん目線で考え続けるようにならないとな、と思った出来事でした。

ちなみにこの方に体外受精等のステップアップのご提案をするか考えたのですが、難しいだろうと思いご提案出来ませんでした。病院に通うとなるとお仕事の勤務状況にもかなり制約が出るので、難しいだろうと思ったためです。

なかなか上手い方法、所謂「銀の弾丸」は無いですね。私に出来ることは依頼者さんのご事情をなるべく汲むことぐらいです。引き続き、依頼者さんに寄り添っていきます。