2018年5月15日 17:15        

単品のシリンジについて(5ml, 2.5ml, 1ml)

[2018/05/19] シリンジキットについては次の記事も参考にしてください:タイミング法、シリンジ法(キットあり/なし)比較

シリンジ法について、私は正式なキット(カテーテル付きシリンジ)を購入しています。しかし中には、東急ハンズなどでシリンジを購入してそれを利用される方もいらっしゃることと思います。私の依頼者様の中にも、東急ハンズで調達したシリンジをお使いの方はいらっしゃいます。

キットを使うのかシリンジを使うのか。いずれにしても依頼者様のご判断に委ねたいと思いますが、私自身が東急ハンズでのシリンジ調達経験がなかったため、今回東急ハンズに行ってみました。売っているのを見たことはあったんですが、手に取ったり購入したりは未経験でした。

今回改めて売り場に行ってみることで、色々なサイズのシリンジが販売されている事を知りました。 キットでも使われている5mlシリンジも販売されていたのですが、2.5mlシリンジや1mlシリンジも販売されていました。
それぞれ並べてみると以下のようになります。(2.5mlシリンジと1mlシリンジを買いました)5mlのものと比較して、2.5mlのものがやや短く、1mlのものが逆に長いです。比較をより意味のあるものにするため、5mlのものにはカテーテルも装着しています。

キットは専用の製品ですので、正しく使えればシリンジ法には理想的な製品だと思います。キットに付属のカテーテルは柔軟な素材で出来ていますし、女性への体の負担は最も少ないだろうとも感じます。

逆にキットではないシリンジ単品は、カテーテルと比較すると硬いものです。またキットの説明書に「シリンジ部分は挿入しないように」との断りもあるぐらいなので、私の方から「どうぞシリンジ単品を使ってください」とは言えません。あくまでもシリンジだけを利用する事は自己責任の範疇になると思います。

しかしこのデメリット(自己責任)を許容できるのであれば、単品のシリンジ、特に小容量のシリンジには、キットには無いメリットもあると思いました。

例えば提供時に禁欲期間が確保できず、精液が少量しかご提供できないような場合です。(※補足ですが、禁欲期間が短いと精液の量は減るものの精子の質は上がります。新鮮な精子だけが出てきますので、精液内の精子の運動率は高く、不良率も低い状態になります。そのため、一概に「少量=悪」ではないことにご注意ください)

このような場合にカテーテル付きシリンジを使用すると、ほとんど体内に注入できないというデメリットが生じることが予想されます。キットを利用すると、カテーテルやシリンジに一定量の精液が残留するためです。精液の量が少量であれば、特にその影響は顕著です。

しかし仮に2.5mlシリンジや1mlシリンジを単品で使えば、これら残留は最小限に抑えられる可能性があります。まずカテーテルが無いため、カテーテルへの残留は0にできます。それにシリンジ自体も小さいですから、シリンジ内に残留する精液の量も最小限に食い止められることが期待できます。これはキットには無いメリットでしょう。

シリンジ単品で精液が残留するとしたら主に先端部分になると思いますが、5ml、2.5ml、1mlのシリンジの先端の違いは以下のようになっています。5mlと2.5mlの先端はほぼ同一のように見えました。1mlのものだけ、先端部分がやや細い(=残留が少ない)ように思えました。

上記が皆様の参考になればと思います。

繰り返しになりますが、どの道具を使ってどう提供を受けるかは、依頼者様各自でご判断をお願いします。私も面談の場に現物の道具をお持ちするなど、できる限りの協力をさせて頂きます。