2018年8月20日 01:26        

凍結精液の人工授精

私が提供した精液を何回分かに分けて凍結して、1回分ずつずつ利用される方が結構いらっしゃいます。いわゆる凍結精液でのAIDですね。

凍結精液でのAIDは、妊活の回数をあげる上でメリットが大きい方法です。私のスケジュール調整が不要になり、依頼者さんのスケジュールだけで妊活に取り組めるからです。その点においては素晴らしい方法です。

しかし凍結精液にもデメリットがあります。凍結/解凍の関係上、どうしても精子の運動率が落ちてしまうという問題です。これは原理上、不可避な問題です。

とはいえ私はこれまで、凍結精液であってもそこまで運動率は落ちないだろうと思っていました。某有名病院の先生が「凍結精液で十分妊娠できる」との見解を示されていたためです。もちろん、この先生のお話は正しいものです。凍結精液での妊娠は十分現実的だと思います。しかし精子の運動率は思っているよりも落ちるものです。私は最近、それを強く認識するようになりました。

というのも、私自身の精液での解凍精子の運動率を知る機会があったんです。運動率が落ちるのは理屈では十分理解していました。しかし自分の精液で実測値を見ると、「元はもっと運動率が高かったのにな~」とちょっと勿体ないような気持ちになったというのも正直なところです。

もちろん、凍結精液が悪いという訳ではありません。スケジュール面でのメリットはかなり大きいので、私としては今後もオススメしたい方法の1つです。
ただ凍結精液を検討/利用中の方の中で、ご希望があれば他の方法との併用も提案していこうかなと思います。

例えば、シリンジ法との併用や、非凍結精液を用いての人工授精との併用です。
幸いなことに、私はこの両方について実績アリです。そして既に一部の方から、併用についてのご相談も頂いています。そして併用もお試し済みです。

現在進行中の方も、将来検討予定の方も、是非遠慮なくお問い合わせください。