2018年4月20日 07:27        

4. 人工授精(AID・AIH)

これは以下の続き・シリーズです。

なお本シリーズでは、私がなぜそう思うのか?どこの情報を参照したのか?をなるべく記載したいと思います。

ただ、自分で書いておいてなんですが、インターネットの情報は、全てウソだと疑って掛かって下さい。本シリーズでは、ちゃんとした病院の情報や、妊娠に関する女性向けサイト、および明らかに女性の体験談だと信じられる情報を根拠として示したいと思っています。それでも、それが本当なのかどうかは皆さんご自身でご判断頂くようお願いしたいです。
※引用元は当サイトとは無関係のサイト様です。引用元サイト様のご迷惑にならないよう、何か疑問があっても、引用元サイト様へのお問い合わせ等はされないようにお願いします。

人工授精(AID・AIH)

最初に述べておきますが、ひかりでは人工授精(AID)も対応しています。人工授精を検討されている方も遠慮なくご連絡ください。

さて人工授精ですが、知っている人は知っていて、知らない人はイメージだけ…という感じではないでしょうか。私の調べた限りの人工授精の情報を記載します。

人工授精の様子は以下の図の通りです。

図を見て頂いて他の方法との違いがお分かりになるかと思いますが、人工授精では子宮に直接精液が届けられます。子宮口は細いですし、前屈もしていますから、これは凄いですよね。さすがお医者様!です。

人工授精で注入される精液の量は0.5ml程度のようです。シリンジ法やタイミング法で用いる精液の量は2.0~2.5mlだと思いますので、0.5mlと聞くと少なく聞こえるかも知れませんが、実はかなりの量です。シリンジ法やタイミング法では精子が自力で子宮頸部を泳ぎ切って子宮にたどり着く必要がありますが、子宮にまでたどり着ける精子の数は限られてしまうためです。よく「人工授精は人工的なものでは無い。セックスの補助」と言われますが、それはこのためだと思います。子宮頸部を泳ぐ作業をショートカットして精子に楽をさせてあげる訳ですね。

また0.5mlの精液もただの精液ではなく、元気な精子だけが選別済みの状態の、非常に状態の良い精液です。精液は遠心分離器に掛けられて、元気な精子だけ0.5ml取り出したものが子宮に直接届けられます。そのため人工授精は、シリンジ法やタイミング法に比べて成功率がかなり高いと思われます。

※これはお医者様だからできる事ですので、絶対に「自分でやってみよう」とは思わないでください。雑菌が入ったり傷がついたりして取り返しのつかないことになると思われます。思われる方もほぼいないと思いますし、実施も難しいとは思いますが、念のため。

参考:セントマザー産婦人科医院
参考:0から始める妊娠計画
参考:人工授精の方法と確率

また人工授精には別のメリットもあります。精液の保存も視野に入れられることです。凍結しない精液を用いる場合は、提供者も依頼者も排卵日にスケジュールを空ける必要があります。しかし凍結であれば依頼者だけのスケジュール調整で済むようになります。これもメリットです。(精子は凍結&解凍で運動率が低下します。そのため精液の凍結は、スケジュール調整の容易さを取るか運動率の良さを取るかというトレードオフの関係にあります)

以上のようにメリットばかりの人工授精ですが、デメリットもあります。主に以下の点です。依頼者の方によっては太字部分が乗り越えられない壁になってきます。これらに該当する場合は人工授精以外の方法を選択することになると思います。

  • シリンジ法やタイミング法と比較して費用がかかる(凍結をするとその分も別途必要になる)
  • 通常、病院が受け入れてくれるのは「生まれた時から男性」×「生まれた時から女性」の「ご夫婦」に限られる(FTMの男性と女性、のような場合は一応方法が残されています。ただし独身の方や、女性同士のカップルを受け入れているところはまずないと思います)

次回は今までの情報をまとめ、一覧にしたいと思います。