2018年3月30日 09:48        

受け入れを制限するかどうか

最近よく「受入れ人数は制限されますか?」あるいは「制限して貰えますか?」と聞かれることがあります。私はこのご要望を「品質の良い精子を提供してほしい」という意味だと考えていました。しかし、直近の面談で別の意味も含まれることを知りました。それは「提供先が増えすぎてしまうと、どこかのお子さんと生物学上の父が被ってしまう懸念がある」というものです。

まず「品質の良い精子を提供する」という意味では、私も近いうちに人数制限すると思います。お一人お一人への提供の質を下げるのは良くないと考えているためです。1か月あたりの受け入れ人数は制限する可能性がある、という意味です。

今悩ましいのは、今後仮に以下の3名がいらっしゃったというような場合に、どの方を優先すれば良いのかという事です。

  1. 最初にご連絡を頂いているものの、距離が遠くなかなかお会いするのが難しい方
  2. 二番目にご連絡を頂いており、距離は近いもののなかなかお会いできない方
  3. 最後にご連絡を頂いており、距離も近く頻繁にお会いできる方

連絡の順で考えれば、1、2、3の順になります。提供のしやすさで言うと3、2、1の順になります。また実際にはこんなに簡単ではなく、他の要因が絡み合っていてどこで線を引けば良いか難しい状態です。私なりに答えを見つけていきたいです。

次に「どこかのお子さんと生物学上の父が被らないように活動停止するか?」というのはなかなか回答が難しいですね。私の「提供したい」という気持ちと真逆の「提供しない」という行動だからです。私の提供先が1,000ぐらいあれば、「もしかしたら被るかも?」という心配もちょっと分かるんですが、普通そういうことはなかなかないんじゃないでしょうか。

例えば皆さんには、今までの人生で色んな人と触れ合われたことと思います。「一度も会話したことはないけど見たことはある」レベルの人も含めると、その数は100や200ではきかないでしょう。

そんな中で大人になり、どこかで仕事を見つけられたとして、その職場にもともとの知り合いがいたという方はどれだけいらっしゃいますでしょうか。よっぽどずっと地元で過ごされていれば知り合いもいるとは思いますが、ちょっと別の街で働き始めると、もう知り合いには会わないんじゃないでしょうか。

つまりは、そういうことなんだと思っています。お気持ちはよく分かるのですが、確率で考えるとよっぽど奇跡でも起きない限り、心配ないはずです。

例えば街中で誰かに一目惚れしたとして、「素敵な人だけど、もしかしたら昔の私の知り合いの誰かの元恋人かも」と心配する人は少ないと思います。それと同じように、もしくはそれ以上に、「もしかしたら将来、生物学上の父がかぶるかも」という心配は杞憂なんじゃないかと思っています。

私の提供先は、多くの県に跨ってバラバラの方に提供しています。またこれからどれだけ頑張っても、さすがに何百人も提供が成功する…とまではいかないでしょう。是非その点は安心頂ければと思います。