2019年7月25日 08:56        

東京レインボープライド

東京で開催された2,000人規模のビジネスカンファレンスに参加してきました。時代の先端を行く方と会話する事で自己成長に結びつくと同時に、カンファレンス全体を通じて大きな学びを得ました。

学んだことは多々ありますが、その一つをみなさんに共有したいと思います。それは「会社の成長と社会貢献のために前進し続ける企業」=「すべての人に優しく多様性に対して許容度が大きい」という事です。

多様性と言うと、何を思い浮かべるでしょうか。「外国人」や「LGBT」が思い浮かぶ方もいらっしゃるかもしれません。それは大きくは間違っていないのですが、真の意味では間違いです。真の多様性とは単なる「違い」を指すものです。違い=個性、とも言い換えられます。例えば、次のようなものは全て多様性です。

  • 家に早く帰って趣味の時間を持ちたい人
  • 仕事で専門性を身に着けて、プロボノ活動で社会貢献したい人
  • 自分には専門性が無いけれど、チームワークで大きなことを成し遂げたい人

どうでしょうか。多様性のイメージが、少し変わったりしましたか?上記のような例の中に、「育った環境が違うので、モノの考え方が他人と違う人(としての外国人)」や、「性的志向が同性なので、同性愛者の考え方を当事者として理解しやすい人(としてのゲイやレズビアン)」があるのです。極端に言えば、野菜が好きか嫌いか。これも多様性の一つです。

そのため単純に、肌の色や国籍、性的志向や性自認で分けるという発想はややピントがずれています。誰しもが「お互いに違うんだ」と認め合って、なるべく全員が心地良く関わり合える状況・環境を作る。そういう状態こそが、真に多様性を認め合っているという状態です。

そして詳細は省きますが、現代では企業でも多様性を認めることは不可欠となっています。多様性を認められない企業は画一的なアイディアしか出て来ず、創造的な発想が起きづらく、結果的に廃業に一歩ずつ近づいてしまうということが科学的に分かっているからです。そういった文脈の中で、大企業をはじめとした時代に敏感な企業において、LGBTの方への配慮をどうすべきなのか?という話題が上っています。

その関係で今回、東京レインボープライドの運営に関わる方と会話する機会も頂戴しました。東京レインボープライドをご存じない方は、是非一度Google検索して下さい。このサイトをご覧になる方の多くは、東京レインボープライドを既にご存知かと思います。私も当然ながら知識としては理解していたのですが、その取り組みを生で聞く機会を得ることで、今までの理解がより深まったように思います。その素晴らしい会話内容をこのブログで伝えるには、私の文才が足りないので割愛してしまいますが、みなさんもぜひ一度「多様性とは何なのか?」「私は誰に対しても優しいか?」を振り返ってみることで、ご自身の学びを深めてみてください。

さて、その方との会話のお土産として、「TOKYO RAINBOW PRIDE」のステッカーを頂戴しました。私はこれをスマホの裏に貼ることにしました。日常生活で一番目立つ場所かなと思ったためです。

シールを見た人が、何のシールか分からなくてもいい。どこかで誰かが「あれ?誰かのスマホの裏のシールと一緒かな?」と思ってくれたらそれでいい。私の同僚が「それ何のシール?」と聞いてくるときに、私が真の多様性の意味を伝えられるチャンスが生まれればいい。またマジョリティに分類される私のような、シスジェンダーでヘテロセクシャルな人間がそのこと自体を自認しようと努力しており、自分とは違う人々への理解を深めようとしている姿勢が伝わればいい。そういう思いで、シールを貼りました。(スマホ裏は一番手で触るところでもあるから、シールがボロボロにならなければ良いな…)

今まで上記のようなことを考えたことがなかったという方は、是非一度考える機会を設けてみてくださいね。