6/29(月)面談

投稿者: | 2020年7月3日

※本ブログ投稿について、依頼者の方の同意を頂いています

ご主人がFTMのご夫婦と面談しましたのでご報告します。優しそうで真面目な雰囲気の奥様と、奥様を守ってあげたいというお気持ちが伝わってくる旦那さんでした。ご夫婦で面談される方にはいつもほっこりしますね。

実は今回の方は、元々私の方から面談をお断りをしていた方でした。しかし改めて面談をしたい旨をご連絡頂いて、その熱意が分かりましたので面談に至りました。

私が最初なぜ面談をお断りをしたのかというと、奥様が私と顔合わせしたくないとのご希望を出されていたからでした。提供時も、必ず旦那さんが受け取りに来られて奥様に手渡すようにしたい、との方針でした。
その真意は、私(ひかり)の存在を目の当たりにするとご主人との夫婦関係のバランスが崩れるのではないか…との心配があっての事だったようです。しかし私の過去の経験では、私と絶対に会わない方法ではなかなか成功まで辿り着かない(奥様しか来れない日がある気がする)と思い面談をお断りしていた次第です。

しかしその後改めてご夫婦で話し合われ、「生まれてくる我が子に対して、自分たちの行動に責任を持つことが親の役目だと思う」とのご判断をされたようで、意を決して私にお会い頂いたとのことでした。その話を聞いて、私は感動しました。

変更前の方針が良かったのか、変更後の方針の方が正解なのかと言えば、それは誰にも分かりません。しかし私が思うのは、今回の依頼者さんのように自分の判断に責任を持つことが重要だろうという事です。

そのことに感動しましたので、面談時に「出自を知る権利」についての会話をしました。出自を知る権利の基本知識、世の中の匿名精子のトレンド、そして匿名精子で生まれてきた子が事実を知るとどう感じられるのかについてお話しました。また各種論文も参照するようにアドバイスさせて頂きました。

最終的にはご夫婦で納得され、今後の方針についてお話させて頂きました。このご夫婦の幸せの形が実現するようにと願っています。